ニュース

富士通北陸システムズ、PostgreSQLベースのDB環境構築を支援するソリューション

 株式会社富士通北陸システムズは27日、富士通のデータベースを利用したシステム環境の構築を支援する「トータルPostgresソリューション」を、同日より提供開始すると発表した。オープンソースデータベース「PostgreSQL」ベースのFUJITSU Software Symfoware Server(Postgres)、FUJITSU Software Enterprise Postgresを対象とする。

 トータルPostgresソリューションは、富士通北陸システムズが培ってきたデータベースおよびインフラ構築技術を活用し、PostgreSQLベースのデータベース環境構築・運用を支援するもの。データベース環境の構築・移行から、サーバー/ストレージといったハードウェアの構築、バックアップ/リカバリ、災害対策の運用、さらにはアプリケーション移行を含む一連のインテグレーション作業までをカバーするという。

 このうち「Postgres移行ソリューション」では、ユーザー企業のシステム要件にあわせ、インフラ構築からデータ移行、バックアップ/リカバリ、ディザスタリカバリ(災害対策、オプション)までをトータルに提供可能とした。

 サーバーには富士通のx86サーバーである「PRIMERGY」を利用し、サーバーのみの提供に加えて、富士通の「ETERNUS DX/AF」「ETERNUS NR」といったストレージと組み合わせての提供も行う。価格は個別見積もりだが、参考価格として95万円(税別)から。

 また、マイグレーション、バックアップ/リカバリ、ディザスタリカバリについては個別メニューとしても用意している。

 一方で、データベース移行に伴うアプリケーション移行を支援するため、「アプリ資産マイグレーション」をラインアップ。富士通北陸システムズが持つ工程別の独自移行ツールなどを活用し、安全・確実なアプリケーション移行を支援するとのこと。こちらも価格は個別見積もりだが、参考価格は100万円(税別)から。