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サイバーソリューションズ、パスワード付きZip受信時のウイルスチェックを可能にする新機能

メールセキュリティ強化サービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」などで提供

 サイバーソリューションズ株式会社は25日、Microsoft 365/Google Workspace対応のメールセキュリティ強化サービス「Cloud Mail SECURITYSUITE」など、同社のクラウドメールセキュリティサービスにおいて、ファイルの授受を安全に行える新機能を追加し、4月19日より提供開始すると発表した。

 今回発表された新機能は、パスワード付きZipファイルを送り、その後、パスワードを同一経路で送る「PPAP」の代替手段として提供されるもの。新機能では、クラウドメールセキュリティサービスのユーザーがパスワード付きZipファイルを受信した際、ファイルをメールから分離してクラウド上に保管する。ユーザーは、パスワードを入力して解凍し、ウイルスチェックを行って安全が確認できた後にダウンロードが可能になる仕組みだ。

 なお新機能は、Cloud Mail SECURITYSUITEのほか、クラウド型メールセキュリティサービス「MAILGATES Σ」と、オンプレミス版メールセキュリティソリューション「MailGates」のアンチウイルスオプションなどにおいて、標準仕様として提供される。

 また同社では、今回の新機能以外にも、PPAPの送信時の代替策として、メールに添付して送信されたファイルがクラウド上のストレージに自動的に保管され、ファイルのダウンロードURLが受信者に送られる「ファイル分離配送」機能も提供しているとのことだ。