日本ユニシス、購買データからロイヤルカスタマーを発見する「マーケティングデータ分析アセスメントサービス」を提供

　日本ユニシス株式会社は3日、データサイエンティストが購買データをチャネル横断で分析し、顧客生涯価値を最大化する「マーケティングデータ分析アセスメントサービス」の提供を開始した。

　マーケティングデータ分析アセスメントサービスは、消費者接点を持つメーカーやサービス事業者、通販事業者、流通事業者などを対象として顧客の行動データをチャネル横断で分析することにより、潜在顧客からロイヤルカスタマーを発見、売上拡大の効果試算を行い、育成プランの立案を支援するサービス。

　データサイエンティストがロイヤルカスタマーを抽出し、売上拡大の効果を試算。事業構造の理解を通じて、データ利活用における課題を抽出するとともに、購買データからロイヤルカスタマーを導出し、そこに顧客の趣味嗜好を加味した上で、潜在顧客層を育成するためのルート（道筋）を解明する。また、育成ルートに基づく施策提案と、売上拡大の効果を試算する。

　提供するアウトプット（成果物）は、基礎分析レポート／購買データの可視化、ロイヤルカスタマーリストとその育成ルート、売上拡大の効果試算、定常的なデータ活用に向けてのプロジェクト計画案。サービス提供期間は2～3カ月が目安となる。

　また、アセスメントサービスを利用することで、AIを活用した顧客データ分析サービス「RinzaTarget」の定常利用サービスへと早期に移行ができると説明。「RinzaTarget」定常利用サービスの利用へと進むことで、ターゲット顧客と育成ルートの仮説が立案でき、コミュニケーション施策の実施、効果を見ながらの施策改善といったPDCAサイクルが生まれ、長期的な顧客1人あたりの売上向上へとつながるとしている。