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デロイト ーマツ、レッドハット、HPEの3社、企業のデジタル変革支援で協業

 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、DTC)、レッドハット株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社(ヒューレット・パッカード エンタープライズ、以下、HPE)の3社は25日、スピード重視のデジタル変革支援での協業を日本で開始すると発表した。

 協業では、3社の製品・サービスを組み合わせ、企業の迅速なデジタル変革に向けた構想策定から定着までを一貫して支援する。

 DTCは、デジタルプラットフォーム変革支援サービスとして、構想策定から導入・定着までを視野に入れたコンサルティングサービスを提供する。具体的には、デジタルプラットフォーム構想策定支援、PoC実行支援、デジタルプラットフォーム要件定義支援、デジタルプラットフォーム構築支援、開発プロセス構築支援サービスを実施する。これらすべてのサービスにおいて、テクノロジーの変革だけでなく、組織風土およびプロセスの変革を支援する。

 レッドハットは、ビジネス要件の変化に柔軟に対応できるデジタル変革実現するため、エンタープライズKubernetesプラットフォーム「Red Hat OpenShift」を提供する。Red Hat OpenShiftは、システムの自律運用を容易にし、エンタープライズ要件を満たした堅牢なコンテナ実行環境を実現し、これにより顧客が、新たなデジタル体験を加速させるスピード重視のビジネス変革を具現化するアプリケーション開発に集中できるようにする。

 HPEは、オンプレミスのハードウェアからハイブリッドクラウドのマネージドサービスに至るまでをas-a-serviceで提供する「HPE GreenLakeクラウドサービス」を提供する。オンプレミス環境におけるモダナイゼーションやハイブリッドクラウドでの運用負荷の軽減といった、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進時の課題解決を支援することで、顧客のイノベーションを加速する。

 また、戦略的協業に加え、テクノロジーコンサルティングの分野においては互いの能力を補完し、強みを発揮できるようなプロジェクトフォーメーションを組み、顧客開拓および支援プロジェクトを提供していくとしている。

 DTCとレッドハット、HPEでは、ウェビナー開催をはじめとする共同マーケティング活動を展開。第一弾として、2月2日に「脱PoC!デジタル変革定着の道筋とは」のテーマでのウェビナーを予定する。