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SBT、建設作業所の業務効率化を支援するサービス「Con-Bridge」 第1弾としてクラウド型ファイル共有を提供

 SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)は20日、建設作業所向けサービス「Con-Bridge(コンブリッジ)」を同日より提供開始すると発表した。今回は第1弾として、セキュアなクラウド型ファイル共有機能を提供する。

 Con-Bridgeは、SBT独自の認証基盤を活用したID統合管理を軸に、現場ニーズに対応した機能を実装することで、建設作業所の課題解決を支援するソリューション。出入りの多い建設現場でも、正確かつ効率的に情報を扱う「人」「デバイス」の管理を可能にし、管理工数の削減とセキュリティレベルの向上を実現するという。

 第1弾としては、クラウド型ファイル共有機能を用意した。フォルダ構成は作業所でよく利用される構成を採用。フォルダに対して権限を付与可能なため、ユーザーごとに必要な範囲のみ利用させることができる。さらにクラウドサービスのため、NASの盗難や紛失、災害時のリスクをなくせるほか、作業所に戻らなくてもデータの閲覧や共有が可能になるとした。

 また、認証基盤のAzure Active Directory(Azure AD)や、クラウドストレージのBoxといったアプリケーションとの認証連携にも対応する。

 今後は、建設業向け就業データ管理システムや建設系SaaSなど外部サービスとの連携も視野に入れるとともに、建設業界特化型のポータルサイト、コミュニケーション基盤、現場業務システムなどの新しい機能を順次実装し、Con-Bridgeを軸にICT活用の領域を広げることで、さらなる業務効率化に取り組んでいくとのこと。

Con-Bridgeで実装または検討を予定している機能の全体像