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SCSKサービスウェア、オンライン営業力の向上を支援する「セールスコミュニケーション研修」

 SCSKサービスウェア株式会社は12日、同社がコンタクトセンター運営で培った理論や手法を用いて、セールスコミュニケーション能力の向上を支援する「セールスコミュニケーション研修」を1月19日から提供開始すると発表した。

 SCSKサービスウェアでは、インターネットの普及に伴い、企業の購買プロセスにおいても担当者が自分で情報を調べて比較検討を行うといった変化が生じており、さらに新型コロナウイルス感染症の流行により、対面型の営業だけでなくオンラインによる営業活動が増加するなど、見込み顧客に対して電話やメール、Web会議などによる営業フォローを行い、商談機会を作るインサイドセールスに注目が集まっていると説明。

 インサイドセールスやオンライン営業では、口頭での会話を中心に顧客との信頼関係を構築し、潜在ニーズを聞き出すスキルが重要になるとして、SCSKサービスウェアではコンタクトセンター運用で培った経験を基に、ノウハウを集約した教育プログラムを開発した。

 セールスコミュニケーション研修では、コロナ禍で利用機会が増えている電話やビデオ会議を通じた見込み客との対話から、潜在ニーズや課題を把握するための理論と、実践的な演習を取り入れた研修により、ニューノーマル時代の営業力向上を支援する。顧客応対の基本ステップや、潜在ニーズを顕在化させるヒアリング技法、顧客に納得して行動してもらうためのレコメンデーション方法などを実践するためのプログラムとなっている。

 基本ステップの中で行う具体的なコミュニケーションの方法と、ステップの目的・理由をセットにした内容により、理論として理解できる。実践的な演習問題を繰り返すことにより、初めてインサイドセールスやオンライン営業をする人でも、研修受講後には実践で活用できるとしている。

セールスコミュニケーション研修の受講形式はオンライン形式(Zoom)。定員は30人。提供時間は3時間。価格は1人あたり1万5000円(税別)。