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Dropboxの電子署名ソリューション「HelloSign」、国内でのデータ保存に対応

 Dropbox Japan株式会社は16日、電子署名ソリューション「HelloSign」を強化すると発表した。すべてのDropboxユーザーが、Dropboxからそのまま法的拘束力のある電子署名の実行やドキュメントの共有が可能となるほか、すべての署名プロセスを日本で完了し、ドキュメントをそのまま日本国内に保存できるようになるという。

 この発表は、国内のホスティング環境を構築するためにDropboxが2019年6月に行った投資に続くもの。今後、HelloSign Enterprise Plusプラン、あるいはAPI Platinumより上位のプランを利用するユーザーは、HelloSign内で署名が完了したドキュメント本文の保存場所として日本を選択できるようになる。

 HelloSignでは、電子署名機能を単体で利用することもできるが、HelloSignをDropboxのネイティブ機能として組み込むことで、Dropboxから直接重要なドキュメントを送信・署名し、1カ所に保存可能になるという。完了すると、署名済みコピーが自動的にDropboxに保存され、複数の異なるワークフローが1つに統合されるとのこと。