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日本ワムネットの多回線FAXサーバーソフト新版、クライアントツールのバージョンアップ作業を改善

Windows Server 2019への対応も

 日本ワムネット株式会社は11日、多回線FAXサーバーソフトウェア「MultiPortFAX 4 Pro.」の新版を発表した。

 MultiPortFAX 4 Pro.は、1~2回線の小規模用途から40回線以上の大規模用途も含めた幅広いニーズに対応した多回線FAXサーバーソフト。従来のアナログ回線から光IP電話まで、フレキシブルな構成を実現できるという。

 今回の新版では、最新サーバーOSであるWindows Server 2019に対応したほか、WebブラウザからFAXの送受信履歴・FAXイメージを簡単に確認可能となった。今まではFAXの送受信履歴確認を行うため、専用のクライアントツールをインストールする必要があったが、新版では特別なツールを導入することなく、WebブラウザのMicrosoft Edgeから簡単に確認できるという。さらに、WebブラウザからFAXの転送、再送処理も行えるようになった。

 このほか、クライアントツールのバージョンアップ作業が改善され、最新バージョンでサーバー側を最新版にしておくと、自動的にクライアントツールのバージョンアップが実施される仕組みを搭載した。加えて、調査ログの一括収集機能を備えたことで、調査対応までのやりとりの時間が大幅に短縮されている。