クレスコ・イー・ソリューション、SAP S/4HANA導入の構想策定を支援するサービス

　クレスコ・イー・ソリューション株式会社は4日、SAP S/4HANAを導入検討している企業向けに、「SAP S/4HANAグランドデザインサービス」を同日より提供開始すると発表した。

　SAP S/4HANAグランドデザインサービスは、経営層と業務部門のイメージする“ありたい姿”（ビッグピクチャー）の共通化や本質的なニーズの発見を促し、その企業にとって本当に必要な業務システムの構想策定を支援するサービス。クレスコ・イー・ソリューションが2018年から提供しているBusiness Designサービスで得た、デザインシンキングのノウハウを活用しているという。

　また、デザインシンキングセッションを通して、経営層、業務部門、情報システム部門といった関連する各部門間の壁を越えた合意形成とシステムデザインの実現を支援するとのこと。さらに、長年SAPビジネスを手掛けてきたクレスコ・イー・ソリューションの知見を生かし、利用企業にとって最適なSAPシステムの活用提案を行うとした。

　具体的なメニューとしては、「ビッグピクチャー策定支援」と、現行業務の整理と問題点（ビッグピクチャーとのギャップ）の把握を行う「業務整理」、現状の問題点からプロジェクトで解決する課題を定義する「課題抽出」、業務システムのあるべき姿、 プロジェクトゴールの設定を行う「システム企画」の4つを用意。業務およびシステムの要求事項（機能要件・非機能要件）を、RFPに必要な情報として整理するとのことで、これらを最短3カ月で提供する。

　なおサービスの提供は、対面形式ではなく、ビデオ会議システムとオンラインコラボレーションツールを活用したリモート形式での提供も可能としている。