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富士通、テレワークに適した小型デスクトップPC「ESPRIMO G5010/E」など法人向けPC新製品
2020年10月20日 12:17
富士通株式会社は20日、富士通クライアントコンピューティング株式会社製の法人向けPC、ワークステーション、ノートPCの8シリーズ14機種を発表した。10月20日から順次、日本国内の法人向けに販売を開始する。
デスクトップPCの「FUJITSU Desktop ESPRIMO」シリーズでは、筐体サイズが約0.87リットル、重量約800gと、ESPRIMOシリーズとして最も小型で軽量、省スペースを実現した「ESPRIMO G5010/E」を発売。在宅でのテレワークなど作業スペースの確保が難しい場合でも、場所を取らずに設置でき、大きなディスプレイに接続して作業することも可能なため、作業効率の向上を支援する。また、カスタムメイドでVESAキットを追加することで、ディスプレイの背面に本体を設置でき、さらに作業スペースの有効活用が可能となる。ESPRIMO G5010/Eの価格(税別、以下価格はすべて税別)は14万2900円から。
ディスプレイ一体型の「ESPRIMO K5010/E」では、狭額縁を採用したディスプレイに、ウェブカメラを搭載し、リモート会議にも適した製品。ウェブカメラは従来の額縁埋め込み式からスライド収納式へ変更しており、未使用時は物理的にカメラをふさぎ、不正ハッキングや不正アクセスによる意図しない操作を防止するとともに、利用者の心理負担を軽減する。ESPRIMO K5010/Eの価格は25万8000円から。
「ESPRIMO Dシリーズ」「CELSIUS Jシリーズ」では、筐体サイズを従来の約10リットルから約8.3リットルへ小型化。ブックシェルフ型のスタンドを追加することで、本体の横に本や書類を並べることができ、スペースを有効活用できる。さらに、背面にケーブルカバーを取り付けることで、煩雑なケーブル配線を隠し、本体背面をすっきり見せることができる。
このほか、デスクトップPC「ESPRIMO D9010/E」とワークステーション「CELSIUS J/Wシリーズ」では、ファームウェアへの標的型攻撃からPCを保護する、Secured-core PC対応モデルを提供開始する。
ESPRIMO Dシリーズの価格は、ESPRIMO D9010/Eが20万1800円から、ESPRIMO D7010/Eが15万9600円から、ESPRIMO D5010/Eが15万6600円から、ESPRIMO D588/Eが16万2300円から。CELSIUS J/Wシリーズの価格は、CELSIUS J5010が23万3800円から、CELSIUS J580が23万3800円から、CELSIUS W5010が23万8000円から。