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グレープシティ、Salesforce上でExcelライクな操作を実現する「RaySheet」をアップデート、条件付き書式を強化

 グレープシティ株式会社は14日、Salesforce上でExcelと同等の操作性や視認性を実現するSalesforce AppExchangeアプリ「RaySheet」について、条件付き書式を強化した。数式を使った条件設定やアイコン表示の機能追加により、条件に応じて自動的に外観を変更する高度な書式設定が可能になった。

 RaySheetは、Salesforceの商談や取引先といったデータを、Excelに類似した一覧の表示/編集機能を提供するSalesforce AppExchangeアプリ。

 今回のアップデートでは、条件付き書式の機能を強化。条件に数式が使えるようになり、項目の値やif関数による分岐といった高度な条件で行の色を変更したり、アイコンセットで数値の増減を表示したりといった、視認性を向上させる機能追加を行った。

 また、顧客やパートナー、社員がコラボレーションできるオンラインソーシャルプラットフォーム「Salesforce Community Cloud」にRaySheetPageの配置が可能になった。Salesforce側で権限設定を行えば、必要な情報のみを社外の人と共有でき、データの閲覧や編集も容易に行える。

 これにより、例えば複数の配送業者がかかわる配送業務の出荷状況や、出荷予定日に応じて動的に色が変わる出荷管理をRaySheetで作成して、Salesforce Community Cloudで共有することで、出荷漏れの防止や、社外と連携した素早い顧客対応が実現できるとしている。