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JBPS、Super Stream-COREからSuperStream-NX 人事給与へのアドオン移行を支援するサービス

ソースコードを読み取って新たなアドオンへ自動変換

 JBパートナーソリューション株式会社(以下、JBPS)は6日、スーパーストリーム株式会社の人事給与システムの最新版「SuperStream-NX 人事給与ソリューション 2020年8月1日版」(以下、SuperStream-NX 人事給与)向けに、アドオン機能の移行サービス「PSProNX 人事給与」を提供すると発表した。これを利用すると、前シリーズ「Super Stream-CORE」で利用しているアドオンを移行可能になるという。

 「SuperStream-NX 人事給与」は、完全Web化/クラウドに対応した人事給与システム。従来、オンプレミス版のSuper Stream-COREシリーズを利用してきた企業にとって、テレワークへの移行を推進するものとして期待が高まる一方、製品の特長の一つであるアドオン機能が、新旧バージョン間での開発環境や使用技術、データベースなどの差異によって再利用できないことが、「SuperStream-NX 人事給与」への移行阻害要因になっているという。

 そこでJBPSでは、Super Stream-COREシリーズ向けに開発されたアドオン機能を、SuperStream-NX 人事給与で利用できるように自動変換するサービス「PSProNX 人事給与」を提供し、こうした企業を支援するとした。

 同サービスでは、アドオンのソースコードを読み取り、自動で新たなアドオンへと書き換えるため、仕様書の不備や開発者のミスによる移行漏れが発生しないとのこと。JBPSによれば、既存のアドオンを調査・分析、再作成する方法と比べて、50%の工数削減と導入・移行期間の短縮を図れるとしている。

 価格は実装難易度や機能数により異なるが、参考として1機能あたり20万円から。

 なお、アドオン実装において、企業独自のクラスライブラリを使用している場合はソース公開が前提。また、帳票レポートの移行(iWFM、SuperReport→SVF)は手動で対応するとのこと。