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ミツイワ、社内で実践したRPA活用のノウハウを独自のメソッドとしてサービス化した「Rp-Axis(楽シス)」を提供

 ミツイワ株式会社は4日、RPAを有効活用して業務改善を成功させる「コツ」をメソッド化したサービス「Rp-Axis(楽シス)」の提供を開始した。

 Rp-Axisは、ミツイワが社内で実践して高い成果を上げたRPAの活用方法とその手法を、サブスクリプションサービスとして提供するもの。

 要件の洗い出しから運用までの手順をよりシンプルにすることで、無理なく継続できるRPAを実現。クラウドサービスとして提供する専用ツールの「フロークリエイター」と「RPAポータル」により、要件の洗い出しやロボットの働きを一元的に管理し、RPAの実績を可視化する。また、RPA推進部門が主体となり、要件や構築の優先順位を決定するため、統制のとれた推進を実現する。

 フロークリエイターは、RPA化する業務のフローチャートの作成を支援する。マウスを使った簡単な操作だけで、現場の担当者が簡単にフローチャートを作成でき、情報システム部の担当者がRPA化する業務についての細かなヒアリングを実施する必要がない。また、完成したフローチャートはそのまま業務の手順書として活用可能でき、引き継ぎ時などにあらためて手順書を作成するといった手間も省ける。

 RPAポータルは、社内で稼働している全てのRPAを可視化して一元管理できる、顧客専用のポータルサイト。RPAの稼働状況とその効果を社内に向けて公開することで、実際にRPA化されている業務の種類や工数の削減効果を共有でき、すべての従業員にオフィスにおける業務の効率化を実感できるようにする。また、現場が自由に作成したいわゆる「野良ロボット」が蔓延することも防止する。

 Rp-Axisの価格(税別)は、初期費用が5万円、ライセンスが月額5万円(ID無制限)。