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遠隔からテレワーク中の従業員の健康管理を支援、NTTテクノクロスが新サービスを提供
2020年8月4日 11:00
NTTテクノクロス株式会社は3日、テレワーク向け健康管理支援サービス「ひかりワンチームSP for テレワーク」を発表した。9月より提供開始となる予定。
NTTテクノクロスでは2016年から、在宅医療における多職種連携のための情報共有サービスとして、「ひかりワンチームSP」を提供してきた。今回発表された「ひかりワンチームSP for テレワーク」では、「ひかりワンチームSP」が持つ、医師・看護師・介護士と患者の家族との間で、患者の状態を共有するためのチェック機能を、テレワーク向けに応用。テレワーク環境における従業員の心身の健康管理を支援することで、コミュニケーションのきっかけを作り、離れていても安心して働ける環境の実現に貢献するという。
具体的には、従業員がPCやスマートフォンから日々の体調や心の変化、業務の達成感を報告できるようにした。表現しづらい心の変化や人間関係に関する悩みなども、チェック1つで報告可能となっている。また、チェック項目は利用企業が独自に追加できるため、企業が課題に感じていることへの分析にも生かせるとのこと。
こうして従業員が報告した体調や心の変化は、管理画面上に色で分けられた顔マーク(以下、フェイスバッチ)によって視覚的に表示される仕組みで、なにかしらの不調を報告している従業員は、赤いフェイスバッチで表示されるため、重要な変化を一目で把握でき、管理者からのアドバイスなど迅速な対応が可能になるとした。
加えて、管理者のみで対応を判断できない場合は、関連部署と共有することで、早期発見・早期対応につなげられるとしている。
価格は、基本料金が36万円(100ID、税別)から。