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マクニカネットワークス、Data Theoremのモバイルアプリセキュリティ診断サービスを提供

 マクニカネットワークス株式会社は21日、モバイルアプリケーションのセキュリティ診断サービスを展開する米Data Theoremと代理店契約を締結したと発表した。

 Data Theoremでは、モバイルアプリのセキュリティ診断を全自動で、継続的かつ定額で実施するサービスを提供している。リリース前、リリース後のモバイルアプリ (iOS/Android)に対し、常に最新の脆弱性情報を基に、セキュリティ診断を継続的に実施。各種コンプライアンスに対する適合状況の診断も可能で、診断はData Theoremのプラットフォームが全自動で実施するため、診断のための設定や実行といった操作は必要ない。

 診断結果は、検知された脆弱性に関する解説(問題点と悪用された場合の影響や事例、重大性など)や、対処方法(問題となるコードと修正例、利用しているOSS/SDKのバージョンアップなど)を診断レポートとして提供。Data Theoremのエンジニアによる問題点ならびに対処方法に関する解説、アドバイスも提供する。

 サービスは定額の年間契約で、診断対象として指定されたモバイルアプリケーションに対し、契約期間中は定額で繰り返し診断試験を実施できる。契約期間は1年単位。

 マクニカネットワークスでは、モバイルアプリのセキュリティ診断サービスだけでなく、Data Theoremが提供するAPIやSingle Page Webアプリケーションのセキュリティ診断サービスについても、順次日本国内で提供していく予定としている。