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JFEシステムズ、マイクロソフトのクラウド/AI基盤を利用して顧客のDXを支援する「SIDEROS DXソリューション」

 JFEシステムズ株式会社は15日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援する「SIDEROS DXソリューション」を販売開始したと発表した。

 SIDEROS DXソリューションは、ローコード開発プラットフォーム環境「Microsoft Power Platform」、AIチャットボットサービス「Azure Cognitive Services」、AI/機械学習プラットフォーム「Azure Machine Learning」といった日本マイクロソフトのクラウド/AI基盤を利用し、顧客企業のDXを支援するソリューション。具体的には、4つの領域でDXを支援できるという。

 1つ目は「システム化未着手領域のデジタル化」で、紙やメールのまま残っている定型業務、決裁ワークフローなどのシステム化を行う。

 2つ目の「AIチャットボット」は、AIを活用したチャットボットを用いて、社内外の問い合わせ業務の効率化を図るもの。また3つ目の「AIを活用した文書検索」では、社内に散在しているドキュメント類を有効活用できるよう、AIを活用した文書検索システムを構築するとした。

 このほか、4つ目の「機械学習を活用した予測」では、機械学習技術によりビッグデータから“気づき”を得て、需要予測や品質予測などに適用できるようにする。

 なお、このソリューションで基盤として利用する日本マイクロソフトのクラウド/AI製品・サービスでは、開発環境が用意されているため、短期間・低コストでの開発が可能なほか、専門的な言語を利用しなくても開発できるローコード開発基盤を採用しているため、軽微な機能追加や修正をユーザー側で行える点も特徴とのこと。

 さらに、PC環境だけでなく、モバイル環境にも統一感のあるUIが提供され、メールなどのオフィス業務と見積もり作成、発注などの基幹業務をシームレスに遂行可能とした。