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CTC、SAP ERPのユーザーインターフェイスを最適化する「Liquid UI」を提供開始

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は1日、SAP ERPのユーザーインターフェイスを追加開発なしに変更する米Synactiveのソリューション「Liquid UI」を提供開始した。

 Liquid UIは、SAP ERPのユーザーインターフェイスの自社業務への適合やスマートデバイスへの対応を、アドオン開発を伴わずに実現するソリューション。画面レイアウトの修正や複数画面の統合に加え、スマートフォンおよびタブレットデバイスを使用するユーザー向けにコンパクト化されたSAP画面へのセキュアな接続を提供する。

 通常のアドオン開発と比べて工数を3分の1程度に抑えることができ、SAP ERPへの変更は加えないため、業務を運用しながらの適用も可能としている。

 Liquid UIの価格は約1000万円から。CTCでは、SAP ERPを利用または導入を検討している企業向けに導入支援サービスも合わせて提供し、3年間で10億円の売り上げを目指す。

Liquid UIの使用イメージ例