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分散型データ保護ソリューション「ZENMU Virtual Desktop」、仮想ドライブの可用性と管理者機能を強化した新バージョン

 株式会社ZenmuTechは21日、分散型データ保護ソリューション「ZENMU Virtual Desktop」について、仮想ドライブの可用性と管理者機能のセキュリティを強化した新バージョンの提供を開始した。

 ZENMU Virtual Desktopは、PC上に秘密分散テクノロジーによる仮想ドライブを作成し、仮想ドライブ内のデータをPCとクラウド上で分散管理するソリューション。PCが盗難や紛失に遭った場合でも、ユーザーや管理者がクラウド上の分散片へのアクセスを停止することで、ユーザーデータを物理的に復元できなくなるため、PCからの情報漏えいリスクを最小限に抑止できる。

 新バージョンでは、仮想ドライブでより多くのデータを安全に保管して利用したいという要望に対応し、仮想ドライブに移動できるフォルダーの最大数を4から20に変更するとともに、30GBを超える仮想ドライブを作成可能とした。

 また、ZENMUクラウドサービスの管理者メニューのセキュリティ強化として、管理者アカウントがログインするときのSMS認証と、管理者メニューにアクセス可能なIPアドレス制限を追加。さらに、オフラインストレージとして、iPhone Bluetooth Low Energy(BLE)の利用に対応した。