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サイバートラスト、「リモートワーク環境緊急セキュリティ診断サービス」を提供開始

 サイバートラスト株式会社は22日、アスピレイション株式会社が4月に提供を開始した、リモートワークを推進する企業向け「リモートワーク環境緊急セキュリティ診断サービス」の提供を開始すると発表した。

 リモートワーク環境緊急セキュリティ診断サービスは、企業のリモートワーク体制における情報セキュリティ体制の安全性を調査し、脆弱なポイントが発見された場合は対策を提案するサービス。サービスの全工程はリモートで完結し、リモートワーク環境に焦点を絞った診断を提供することで、早急なセキュリティ対策が求められる企業の課題解決を支援する。

 診断サービスは、「基本情報確認」「一次調査」「インタビュー&追加調査」「レポート」の4ステップで行われる。

 基本情報確認は、企業のネットワーク、ウェブサイト、サーバーなど企業のIT資産が持つIPアドレスについての情報確認を行う。一次調査は、ネットワークへの接続テストやサーバー調査、デバイスへのアクセステスト・マルウェアチェックなど、IT資産環境に合わせた各種調査を実施する。

 インタビュー&追加調査は、一次調査の結果を踏まえて、より詳細な情報把握のため、マネジメント責任者とIT責任者を対象にインタビューの実施と追加調査を行う。レポートは、調査・インタビューを通して導き出した脆弱性についてのレポートと改善に向けた推奨対策の提案を行う。

 レポートにおいては、各種テストと調査によって分析された脆弱性について、リモートワーク環境における脆弱性ポイントやその脆弱性に対する攻撃の可能性分析など、リスクレベルに分けて報告する。また、組織のニーズとリスクのレベルを考慮し、改善に向けた推奨策を提案する。