クライム、レプリケーションツール「Zerto Virtual Replication 8.0」を販売　各クラウドとの連携を強化

　株式会社クライムは14日、米Zertoのレプリケーションツール「Zerto Virtual Replication」の新版として、「同 8.0」の販売とサポートを同日より開始すると発表した。
　Zerto Virtual Replicationは、Microsoft AzureやIBM Cloud、Amazon Web Services（AWS）など、マルチクラウド／ハイブリッドクラウドに対応可能な仮想マシン（VM）のレプリケーションツール。異なるクラウドやシステム間での、VMの移動やディザスタリカバリをセキュアに行えるという。

　新版では新たに、VMware vSphere Virtual Volumes（vVols）に対応したほか、VMware on Google Cloudをサポートし、Google Cloud Platform（GCP）のVMwareワークロードを保護および移行可能になった。

　また、Microsoft Azureとの統合も強化され、Microsoft Hyper-Vの第2世代VMのサポートと、UEFIへの対応を実現。Azureマネージドディスクにおける費用対効果の高い増分スナップショットの一部として、Zertoのフェイルバック機能がすべてのリージョンで利用可能になっている。

　加えて、安価で効率的なクラウドアーカイブとデータ保護を実現するターゲットサイトとして、AWS Storage Gatewayに対応。データ保護レポートや統合アラート管理機能、新しい影響分析機能、新規リソース・プラン・ビューといった管理UIの強化も行われた。