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パブリッククラウドの設定ミス・漏れなどを早期に検知、JBCCが監査サービスを提供

 JBCC株式会社は25日、マルチクラウド環境の設定を監査するマネージドセキュリティサービス「クラウド設定監査サービス」を提供開始したと発表した。

 「クラウド設定監査サービス」は、クラウド環境の設定状況を正確に把握し、設定ミスや設定漏れ、不審な通信などを早期に発見することにより、セキュリティリスクの低減を図る監査サービス。Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)のマルチクラウド環境に対応しており、第三者の立場から、コンプライアンス基準に基づいた設定監査を実施できるという。

 監査には、パロアルトネットワークス株式会社のセキュリティプラットフォーム「Prisma Cloud」を活用。不審な通信・設定変更を監視し、攻撃の予兆やデータの外部公開状態を検知・報告してくれる。

 なお、サービスは月額課金制となっており、20ワークロードからのスモールスタートに対応。クラウド環境の利用拡大にあわせて柔軟に変更できるとした。

 JBCCでは、年間1000ワークロードの導入を目指している。