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キヤノン、持ち運び可能なモバイルプリンター「TR153」など新製品3機種を発表

 キヤノンは18日、インクジェットプリンター「TRシリーズ」の新製品として、小型・軽量で手軽に持ち運び可能なモバイルプリンター「TR153」を発表した。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ販売予定価格は2万7500円。発売は4月9日。

TR153

 TR153は、本体サイズが約322×185×66mm、重量が約2.1kgで、外出先への持ち運びや、会議室や受付カウンターなどの限られたスペースにも設置可能なインクジェットカラープリンター。2.4GHz帯および5GHz帯のWi-Fiに対応し、スマホやタブレット、PCからケーブルを使わずに印刷が可能。さらに、USBケーブルでも充電できる外付けバッテリー(別売)により、車内や屋外の作業現場など電源確保が難しい環境でも使用できる。

 あらかじめプリンター内に保存したデータをプリンター本体から直接プリントできる「定型文書プリント」機能を搭載し、プリンター本体だけで帳票や問診票、カタログなどの定型文書を印刷できる。

 インク残量やネットワーク接続状況などを表示するモノクロ有機ELディスプレイをプリンター本体に搭載するほか、外付けバッテリーにはバッテリー残量が確認できる目盛り表示を採用し、プリンターの状態が一目で確認できる。

G6030(ホワイト)
PIXUS TS3330

 また、特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載したインクジェットカラー複合機「G6030」のホワイトモデルと、基本機能をコンパクトなボディーに集約した「PIXUS TS3330」の2機種も発表した。

 G6030は、ブラックインクボトル1本分の容量で約8300ページ、カラーインクボトルの場合は約7700ページの大量印刷が可能なインクジェットカラー複合機。インクコストはA4モノクロ文書1ページあたり約0.4円、A4カラー文書1ページあたり約0.9円の低ランニングコストを実現する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は3万9880円(税別)。発売は4月9日。

 PIXUS TS3330は、本体サイズ約435×316×145mmの小型なボディーに、コピーやプリント、スキャンなどの基本機能を搭載したインクジェットカラープリンター。PIXUS TS 3000シリーズとして新搭載の「ワイヤレスコネクトボタン」を押すことで、簡単にWi-Fi接続できるほか、多様なスマホアプリへの対応により、さまざまなコンテンツをスマホから印刷できる。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は6000円(税別)。発売は4月9日。