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Dropbox、レゴリスの建設業向け施行・図面管理アプリ「SPIDERPLUS」と連携可能に

建設業ユーザーにおける利便性をいっそう向上

 Dropbox Japan株式会社は20日、自社のクラウドストレージ「Dropbox」と、株式会社レゴリスの建設業向け施行・図面管理アプリ「SPIDERPLUS」との連携が完了したと発表した。この連携により、Dropboxに保存してある画像を直接SPIDERPLUSに取り込めるようになったという。

 Dropboxでは、チームで扱うすべてのコンテンツと使い慣れたツールを1カ所に集め、より仕事に集中できるデジタル環境の実現を目指す「スマートワークスペース」をコンセプトに掲げており、従来の共有フォルダーをコラボレーションワークスペース、つまり共同作業のためのオンライン作業場所に進化させた「Dropbox Spaces」を2019年秋に発表している。

 今回の発表はこの取り組みを進めるもので、2020年1月現在で全国480社、3万人を超えるユーザーに導入されている、建設業向けの施工・図面管理アプリケーションのSPIDERPLUSと連携可能になった。Dropboxに保存している画像を、SPIDERPLUSへ直接取り込めるようになったことで、ユーザーの利便性が向上しているという。

 なおDropboxでは、これまでも、建設業界で多く使われているアプリケーションとの連携を行っており、オートデスクの製図ソフトウェア「AutoCAD」や、ダットジャパンの工事写真撮影用アプリケーション「現場DEカメラ」、ワイズの工事写真管理システム「PhotoManager」をはじめ、さまざまな製品との連携をすでに実現しているとのことだ。