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建設業の生産支援ソフトを提供するCONCORE'SとDropboxが協業、連携ソリューションを提供
2018年6月18日 16:08
建設業の生産支援ソフト「Photoruction」を提供するCONCORE'S株式会社は18日、Dropbox Japan株式会社と協業し、連携ソリューションの提供および共同での営業・マーケティング活動を開始すると発表した。
協業により、Dropboxの法人版「Dropbox Business」とPhotoructionが連携したソリューション「Photoruction Dropbox Connector」を6月から提供する。
Photoruction Dropbox Connectorを用いることで、Dropbox BusinessおよびPhotoructionに保存しているファイルを双方で活用することができるようになる。Photoructionのプロジェクト情報がDropboxフォルダーと連動し、ユーザーやフォルダー権限などが案件ごとに自動的に設定されるとともに、Photoructionにアップロードした写真や図面データが自動的にDropbox Businessに保管されるようになる。
これにより、建設プロジェクトにおけるデータ共有および業務効率化のための情報基盤を低コストで整備することが可能となり、クラウドでデータを一元管理することで、NASサーバーなどのハードウェアも必要なくなるとしている。
ソリューションの価格は、Dropbox Business容量が2TBの「スタンダード」が1ユーザーにつき月額4980円。Dropbox Business容量が実質無制限の「アドバンス」が1ユーザーにつき月額5980円。最上位プラン「エンタープライズ」は要見積もり。各プランとも3ユーザーからの契約となる。
CONCORE'Sでは、Dropbox Businessの国内販売総代理店であるソフトバンク コマース&サービス株式会社と、Dropbox Businessの国内における販売パートナー契約を締結し、提供を開始。IT導入が加速している建設業向けに、Dropbox Businessの拡販を目指す。また、建設業向けセミナーやイベントの開催、PhotoructionとDropbox Buisinessのセット販売など、Dropbox Japanと共同で営業活動およびマーケティング活動を実施していく。