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SCSK、データセンターにおいてクレジットカード決済セキュリティ基準の最新版「PCI DSS Version 3.2.1」の認定を取得

 SCSK株式会社は17日、同社のデータセンター「netXDC」において、クレジットカード業界における国際的なセキュリティ基準「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」の最新バージョンとなるPCI DSS Version 3.2.1の認定を取得したと発表した。

 対象のデータセンターは、千葉県印西市のnetXDC千葉センターおよびnetXDC千葉第2センター、兵庫県三田市のnetXDC三田センターおよびnetXDC三田第2センター。認定日は2020年1月23日。審査機関はBSIグループジャパン株式会社。

 PCI DSSは、加盟店やサービスプロバイダなどがクレジットカードの会員データを安全に取り扱うことを目的に策定された、クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準。国際カードブランド5社(American Express、Discover、JCB、MasterCard、VISA)が共同設立したPCI SSC(Security Standards Council)によって運営されている。

 SCSKでは、PCI DSSへの準拠は、金融関連サービスの提供を検討する顧客にとって、データセンターを選定する際の必須条件となりつつあると説明。SCSKではこれまでも、ISO/IEC27001(ISMS)認証の取得や、金融機関などコンピュータシステムの安全対策基準への準拠、情報セキュリティ適合証の取得など、セキュリティレベルの向上に取り組んでおり、今回の認定を取得したことで、金融関連サービスを提供する顧客のビジネス成長により一層寄与できるよう、今後とも安心・安全なデータセンター運営に尽力していくとしている。