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ネクストジェン、既存の電話設備と連携可能な「スマートフォン内線化ソリューション」

 株式会社ネクストジェンは12日、既存の電話設備との連携が可能な「スマートフォン内線化ソリューション」を提供開始したと発表した。

 「スマートフォン内線化ソリューション」は、企業内の既存PBXはそのままに、スマートフォンの内線化を実現できるもの。外勤社員などのスマートフォンと社内の通話が内線となるため、通話コストを削減できるという。

 PBXは、NECの「UNIVERGE SV9500」、OKIの「DISCOVERY neo」、日立の「NETTOWER CX-01 V2」、富士通の「LEGEND-V S100」といった主要製品との接続に対応しており、全体的な設備の見直しは必要ないとのこと。

 また、スマートフォン側には株式会社ageetの電話アプリ「AGEphone Cloud」をインストールするだけの簡便さで、スマートフォンにデータが残らない電話帳サービスや、クローズドで管理が可能なチャット機能も備えているので、BYODの推進にも有効としている。

 価格は、既存設備との連携の場合、初期費用が81万円から、月額費用が1IDあたり210円から。別途、ハードウェアおよび構築費、パケット代が発生する。

 なお、ネクストジェンでは同様のソリューションをクラウドサービス「U3 Voice」で提供しているが、今回の「スマートフォン内線化ソリューション」により、クラウド/オンプレミスの双方から最適な導入形態を選択可能になったとアピールしている。