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ネットスプリング、認証アプライアンスサーバー「AXIOLE」のAzure AD連携オプションを提供
2020年2月4日 14:02
株式会社ネットスプリングは4日、LDAPベースの認証アプライアンスサーバー「AXIOLE(アクシオレ)」ファミリーに、Microsoft Azureの「Azure Active Directory」に直接連携する「AXIOLE for Azure 連携オプション」を発表した。製品の出荷開始は3月26日。適用されるAXIOLEはV1.18以降。
AXIOLEは、LDAP、RADIUS認証プロトコルに対応し、認証機能に特化したアプライアンスサーバー製品。Active Directoryや他のLDAPサーバーとの連携機能を標準実装するとともに、ShibbolethやG Suiteとの外部連携機能をオプションで選択・追加できる。ハードウエアアプライアンス版のほか、仮想アプライアンス版(VMware vSphere対応)や、クラウド版(AXIOLE for Azure、AXIOLE for AWS)もラインアップされる。
AXIOLE for Azure連携オプション機能では、既存のオンプレミスのActive Directoryへのグループ属性に加えて、Azure Active Directory上のグループ属性も含めて個別に設定可能とする。従来通り、AXIOLEにCSVまたはLDIFファイルをインポートすることで、ユーザー情報の反映が可能で、導入組織の各種グループウェアの利活用を容易にする。
ネットスプリングでは、AXIOLE for Azure 連携オプションは、この運用容易性を初等中等教育の現場に展開し、グループウエアの利活用を促進する「AXIOLE for K12プロジェクト」の第一弾になると説明。初等中等教育だけでなく教育機関全般において、AXIOLEの複数サイト利用など、AXIOLE for K12プロジェクトとして機能追加を今後予定するとしている。
AXIOLE for Azure 連携オプション機能の価格は、標準クラスが年額60万円、エントリークラスが年額30万円。ネットスプリングでは、初年度は既存ユーザーでの追加導入を含めて、AXIOLE for Azure 連携オプションの20本以上の受注を目指すとしている。