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さくらのクラウド、Dockerなどのコンテナエンジンが扱うイメージファイルの保管を行う「コンテナレジストリ」を提供

 さくらインターネット株式会社は23日、パブリッククラウドサービス「さくらのクラウド」において、コンテナイメージを格納し、必要に応じて一般公開設定も可能な「コンテナレジストリ」を、開発中サービスを実験的に提供するLab(ラボ)プロダクトとして提供開始した。さくらインターネットが23日に実施したイベント「さくらの聖夜2019」において発表した。

 コンテナレジストリは、Dockerなどのコンテナエンジンが扱うイメージファイルの保管を行うレジストリ機能を、さくらのクラウド上で提供するサービス。コントロールパネルからレジストリの作成・管理を行うことができ、誰でも読み込みが可能となる公開設定や自分専用のイメージ保管用として利用する場合に便利な非公開設定など、利用方法に応じたアクセスレベル設定ができる。

 保管先となるレジストリはコントロールパネルから簡単に作成でき、コンテナ環境で一般的に利用されるDockerでは管理用に使用するDockerコマンドから簡単に利用できる。

 コンテナレジストリは、さくらのクラウドにおける開発中サービスを実験的に提供するLabプロダクトとしての提供となり、Labプロダクト提供期間中は無料で利用できる。また、正式サービスになるまでの間は、限定的なサービスレベルで利用できる。