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アイビーシー、パロアルトの次世代ファイアウォール向けにアセスメント/ログ解析サービスを提供
2019年12月2日 06:00
アイビーシー株式会社(IBC)は11月29日、パロアルトネットワークス株式会社(パロアルト)の次世代ファイアウォール「PAシリーズ」に関するアセスメントサービス、およびログ解析サービスを提供開始したと発表した。
一般的に、ファイアウォールを利用する企業では、「現状の設定内容が自社の運用環境にとって最適となっているか分からない」「ログは収集しているが的確な分析による問題点の把握が行えていない」といった悩みを抱えているところが多いという。
今回提供するサービスはこうした課題に対処するためのもので、悩みのうち前者に対してはスポットで分析を行うアセスメントサービスを、後者に対しては年間で分析を行うログ解析サービスを提供するとのこと。
なおアセスメントサービスでは、ユーザー企業から提供されたコンフィグ情報をもとにエンジニアが分析し、2週間程度で報告会の実施およびアセスメントレポートの提出を行う。その結果ユーザー企業は、現状の設定が推奨値に沿っているか、どのようなセキュリティインシデントが検知されたかを的確に把握できるとした。
一方のログ解析サービスでは、提供された過去1カ月分のログ情報をもとにエンジニアが分析を行い、2週間程度で報告会の実施およびログ解析レポートの提出を実施する。こちらを利用すると、その企業にとってどのようなセキュリティリスクがあるか、どのような脆弱性対策を実施するべきか、セキュリティ品質が維持できているかどうかを確認できるとしている。
利用料金は、アセスメントサービスが1回あたり26万円(税別)から、ログ解析サービスが月額26万円(税別)から。