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さくらインターネットと日商エレ、さくらのクラウドでファイアウォール仮想アプライアンス「Juniper vSRX」を提供

 さくらインターネット株式会社と日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は14日、両社が協業し、パブリッククラウドサービス「さくらのクラウド」において、ジュニパーネットワークス株式会社が提供するファイアウォール仮想アプライアンス「vSRX(以下、Juniper vSRX)」の提供を11月21日に開始すると発表した。

 さくらのクラウドで提供するJuniper vSRXは、物理機材相当の機能を有する高性能ファイアウォール仮想アプライアンスとして、基本的なファイアウォール機能や低価格で閉域網を実現するVPN機能などに加え、アプリケーションの可視化や帯域制御などが可能なAppSecure機能、サーバーやネットワークへの不正アクセスを検知するIPS機能、ジュニパーネットワークスのスイッチ製品と同じJUNOSを搭載した高度なルーティング機能などにも対応する。

 サーバーを新規作成する際の元として利用できるパブリックアーカイブ(初期設定済みのOSイメージ)として提供するため、さくらのクラウドのコントロールパネルから必要なときにすぐに利用開始できる。

 サービスプランは、ファイアウォール、VPN、NAT、ルーティング機能を利用できる「スタンダード」、さらにIPS、App Secure機能を利用できる「アプリケーションセキュリティ」、さらにアンチウイルス、ウェブフィルタリング、アンチスパム、コンテンツフィルタリングの各機能を利用できる「コンテンツセキュリティ」の3プランがあり、それぞれ100Mbps、1Gbps、2Gbpsの帯域から選択できる。

 サービスの料金(税込)は、帯域100Mbpsの場合で、スタンダードプランが月額6325円、アプリケーションセキュリティプランが月額1万312円、コンテンツセキュリティプランが月額1万1412円など。別途さくらのクラウドのサーバー料金が必要。