テリロジー、RPAツール「EzAvater」を一元管理するための管理サーバー製品を提供

　株式会社テリロジーは10月31日、RPAツール「EzAvater」を一元管理するための運用ツール「EzAvaterロボット管理サーバ」を提供開始すると発表した。

　EzAvaterは、テリロジーが開発した国産RPAソフトウェア。画像認識技術により、3つのステップを繰り返すだけで業務自動化ロボットを作成できる点が特長で、アプリケーションを問わずに自動化操作を行えるという。

　今回発表された「EzAvaterロボット管理サーバ」は、EzAvaterで利用する複数のロボットを一元的に管理できるツール。フル機能ロボット、実行専用ロボットの双方に対応しており、各ロボットのシナリオやスケジュールの管理、ログの集中管理など、統合管理に必要な機能を提供する。

　具体的には、従来はロボットごとに行う必要があったバージョン確認、スケジュール実行の設定などを、管理サーバー側で一括して実行可能。すべてのロボットシナリオの稼働状況確認、実行・停止命令を一元的に行えるので、複数のロボットを効率よく管理できるとのこと。

　また、シナリオの実行状況を監視することで、きちんとした管理が行われていない野良ロボットの発生を抑制し、EzAvaterのブラックボックス化を防ぐとしている。

　なお、ライセンスは1年間のサブスクリプション形式で提供され、年間利用料は49万8000円から。