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クオリティソフト、管理方法を拡充したフローティングライセンス管理ツール「KeyServer v7.6」

 クオリティソフト株式会社は30日、フローティングライセンス管理ツール「KeyServer」の新版「同 ver.7.6」を販売開始すると発表した。

 KeyServerは、ソフトウェアライセンスのうち、特定のユーザーやPCに依存せず、ソフトウェアの同時使用数により契約可能な「フローティングライセンス」の管理に特化したツール。同時使用の最大ライセンス数を管理することで、支払うライセンス費用を削減できるという。

 今回の新版では、まず、KeyServerに対する操作ログの記録・閲覧を管理者が行えるようにした。収集対象とする操作やアラートは設定により変更可能で、重要な変更やイベントについてはアラートとして確認できる。

 また、ライセンス管理方法を拡充。IBMによって定義された基準に従った管理方法「PVU(プロセッサー・バリュー・ユニット)」、物理CPU数による管理方法「ソケット」、プロセッサコア数に対して係数をかけた値による管理方法「コア」、個別対応用の「特別」を追加している。

 このほか、コンピュータ、ポリシー、製品、ユーザーに対してタグを設定して、検索対象として利用できるようになった。これにより、レポートなどで表示内容を絞り込めるとのこと。

 なお、サポート対象のOSも変更されており、Windows XP以前およびMac OS X 10.7以前は、今回よりサポート対象外となる。