ネクスウェイ、売り場情報をカメラで記録する小売店向け業務効率化支援サービス「売場ウォッチ」

　TISインテックグループの株式会社ネクスウェイは28日、多店舗の売り場情報をカメラで動画像として記憶し、クラウド上で一覧化して管理するクラウドカメラサービス「売場ウォッチ」のβ版を、11月から提供開始すると発表した。

　「売場ウォッチ」は、多店舗の売り場をカメラで記録することにより、小売企業の業務効率化を支援するクラウドサービス。小売業に特化したユーザーインターフェイス（UI）を採用しており、スマートフォンやPCなどから、簡単な操作画面で収集された動画像の確認が可能という。また、売り場管理を行いやすい検索・保存条件を設定できるとした。

　このソリューションを用いると、本部は売り場に対する適切な施策や指示を行えるほか、店舗では動画像を分析し、棚移動などの物理的な作業を行わなくとも、効果的な売り場作りを検討できるようになるという。

　なお、カメラは面倒な配線工事を行うことなく、壁にドライバーでネジ留めするだけで設置できるので、店舗スタッフが自由に設置場所を変更可能。動画像の収集は、Wi-Fi環境を用いてリアルタイムで実施される。また、カメラで売り場を撮影する際には個人情報が含まれる可能性が高くなるため、プライバシーやセキュリティに配慮した構成を採用しているとのこと。