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パーソルP&T、採用特化型CRMツール「HITO-Link CRM」を12月に提供開始へ

 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)は15日、人と組織をつなぐエンゲージメントプラットフォーム「HITO-Link(ヒトリンク)」サービスの新ラインアップとして、採用マーケティングツール「HITO-Link CRM」を発表した。同日より予約受付を開始し、12月2日よりサービス提供を開始する。

 HITO-Link CRMは、社員や採用担当者が接点を持った潜在的な候補者と継続的な関係を構築し、優秀な人材を採用まで導く、採用マーケティングに特化したツール。

 潜在候補者をデータベース化する「タレントプールの構築機能」、チームにマッチする人物像を定義し、それにそったナーチャリングプロセスを設計する「ペルソナ・プロセス設計機能」、候補者とのコミュニケーション履歴をCRMに記録し、チーム全体で状況を共有できる「ナーチャリング状況の観察機能」、マーケティングオートメーション機能など、マーケティング初心者でも容易に利用できるようにさまざまな機能を搭載していくという。

 採用担当者はこうした機能を利用し、イベントなどで接点を持った候補者が、閲覧した自社のWebサイトやブログ、SNS上に掲載しているイベント参加情報、職歴、希望職種、属性データなどから、候補者の興味・関心事を抽出し、候補者が求める情報を適切なタイミングで提供できるようにすることで、候補者が転職活動をする際に第一想起される存在へとつなげていくとした。

 また、Slackとの連携を実現しており、Slack上から候補者へのアクションが可能なため、採用担当者の業務効率化も可能とのこと。

 今後はさらに、Webページやブログなどの閲覧データをもとに、エンゲージ状況をスコアリングし、注力すべき候補者をHITO-Link CRM上で提案する機能など、データを活用した提案機能を実装する予定。加えて、Slack以外のさまざまなコミュニケーションツールとの連携も行っていくとのことだ。