パーソルプロセス＆テクノロジー、採用特化型マーケティングツール「HITO-Link CRM」を提供開始

　パーソルプロセス＆テクノロジー株式会社は2日、同日より、採用特化型マーケティングツール「HITO-Link CRM」のサービス提供を開始すると発表した。

　「HITO-Link CRM」は、候補者が転職を考える前の段階から適切なタイミングで情報を届けて関係性を構築することで、双方にとってマッチ度の高い採用を実現するツール。激化する採用競争の中では、転職意欲が顕在化する前にアプローチすることが求められており、HTO-Link CRMでこれを支援するという。

　具体的には、SNSのフォロワーやイベント参加者、リファラル（社員による紹介）、過去応募者など、多様なチャネルで接点を持ったタレントをプールし、外部環境に左右されず、優秀人材とタッチし続けられるようにする。

　機能としては、リファラル採用で使える知人紹介フォームを作成できるツールを提供。社員紹介記事や、note、ブログ読者の新たなコンバージョンポイントとしても設置できるとした。

　またチーム内では、Slackを経由して候補者に対するリアクションを行えるので、人事部門だけではなく、実際に一緒に働くことになる現場チーム主体の採用活動が実現するとのこと。

　このほか、社員が勉強会やイベントで出会った一緒に働きたい人材を、その場でTwitterからHITO-Link CRMへ追加し、チームに共有することも可能。候補者に動きがあったタイミングで、指定したSlackのチャンネルにて担当者へメンション通知を行えるため、タイミングを見逃さずに採用活動を行えるという。

　さらに、CRM内でメールの送受信と履歴の管理が可能なことから、いつどんなコミュニケーションをとったのか把握したうえで、次のコミュニケーションへ移れる点も特徴とした。