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DDNがNexentaの買収を完了、3事業部体制でストレージソリューションを提供
Western DigitalからはIntelliFlash事業を買収
2019年10月4日 13:20
株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン(DDNジャパン)は4日、米DataDirect Networks(DDN)による米Nexenta Systems(以下、Nexenta)買収が完了したと発表した。これに伴い、Nexenta by DDN事業部が誕生するという。
DDNでは2019年5月、ソフトウェアディファインドストレージ(SDS)を手掛けるNexentaの買収を発表していたが、このたび買収が完了。従来製品を扱うDDNストレージ、仮想化向けストレージを扱うTintri by DDNに、Nexenta by DDNを加えた3事業部体制で、顧客企業のAIおよびマルチクラウドデータ戦略を支援するとしている。
DDNでは、Nexentaが持つグローバルな顧客ベースとパートナーベース、そしてIoTおよび5G市場向けのSDS技術・サービスを足がかりとし、市場へのリーチをさらに拡大する考えだ。
一方では、DDNが米Western Digitalより、同社のプライマリストレージであるIntelliFlash事業を買収することも発表されている。IntelliFlashでは、NVMeモデル、SSDモデル、ハイブリッドモデルがラインアップされており、高い性能とコストパフォーマンスを提供しているとのこと。Western Digitalは今後、IntelliFlashに関してはDDNの顧客となるほか、HDDとSSDに関しては、DDNにとっての主要サプライヤーになるとしている。