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GMOインターネットとAVILENが協業、AI推進に向けた支援プログラムを展開

 GMOインターネット株式会社と株式会社AVILEN(アビレン)は3日、国内において、GPUコンピューティングを用いたAI技術の、ビジネスへの利活用を推進するために協業すると発表した。

 またこれに伴い、AI技術の利活用を模索する企業に対して、GPUコンピューティング基盤の環境と、業務や事業・サービスでの具体的な利活用のコンサルティング、AI人材育成といった面を支援するプログラム「GNA(ジーエヌエー)プログラム」を、NVIDIAをあわせた3社で提供開始する。

 GNAプログラムは、GPUコンピューティングの利用環境の整備やAI技術の事業への導入支援といった、ハードウェアとソフトウェアの両面からAIの利活用を推進することにより、企業のサービスの価値向上や事業成長を支援するプログラム。

 具体的には、大規模インターネットインフラ基盤を持つGMOインターネットが、機械学習・深層学習(ディープラーニング)向けGPUコンピューティング基盤「GPUクラウド byGMO」を一定期間(1カ月~1年)、特別価格で提供するなど、AI利用環境の支援を行う。

 また、AI人材育成事業やAI開発事業を展開するAVILENが、具体的な活用に向けたコンサルティングサービスを提供。また、学習メディア「全人類がわかる統計学」の知見を取り込んだAI人材育成研修サービスを提供するという。

 なお今後は、GMOインターネット、AVILEN、 NVIDIAの3社間で連携し、AI/機械学習を事業化しやすくする製品の提供や、それを推進する人材育成を実施するとのこと。こうした取り組みにより、日本国内におけるAIビジネスの底上げを進め、事業やサービスの価値を高めることを目指すとしている。