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ALSIのクラウド型Webフィルタ「InterSafe CATS 5.1」、規制カテゴリの一時解除などが可能に

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は9月30日、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」において、新版「同 Ver.5.1」を提供開始すると発表した。規制カテゴリの一時解除(オーバーライド)機能の追加や、ホワイトリスト運用機能の拡充などが行われている。

 InterSafe CATSは、サーバー不要のクラウド型Webフィルタリングサービス。社内のWindows PCはもちろん、Android/iOSにも対応しており、社内のネットワークに接続していない持ち出し端末、スマートフォン/タブレット端末などのモバイルデバイスでも利用できるという。

 今回の新版では、Webサイトの利用状況に応じて柔軟なWebアクセスを行うための機能強化が行われている。

 まず、規制対象カテゴリに含まれるサイトにアクセスした際に、規制画面に表示される「一時解除ボタン」を利用者がクリックするだけで、一定時間対象カテゴリの閲覧が許可される一時解除機能を追加した。

 この機能では、個別の閲覧申請や管理者承認が不要のため、不適切なアクセスを抑止しつつ、「必要な時に」「必要な情報に」「安全に」アクセスできるようにしているという。一方でシステム管理者にとっても、ユーザーごとの閲覧承認作業が必要なくなるため、業務負担の軽減につながるとした。

 なお、一時解除したカテゴリへのアクセス情報はInterSafe CATSのログに出力・蓄積されるので、ユーザーごとのサイトアクセス状況の把握や、ログ管理による統制強化にもつながるとのこと。

 また、カテゴリ設定で未分類URLの許可/規制設定を利用可能にしており、Webフィルタリングのホワイトリスト運用をより柔軟に行えるとした。

 なおALSIでは、InterSafe CATSのバージョンアップに伴い、InterSafe CATSとWi-FiセキュリティVPNサービス「Wi-Fi Security for Business」を組み合わせたテレワーク支援ソリューション「InterSafe CATS テレワーク支援パック」の利便性もいっそう向上するとアピールしている。