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SCSK、Drupalベースのウェブ運用プラットフォームの運用支援サービスを提供

 SCSK株式会社は28日、米Acquiaとパートナー契約を締結し、Acquiaが提供する「Drupal」のプラットフォーム「Acquia Open Digital Experience Platform」の国内販売および顧客企業向けの導入支援サービスを開始すると発表した。

 Acquia Open Digital Experience Platformは、オープンソースのCMSであるDrupalをベースに、グローバルレベルのウェブサイトの構築・運用からコンテンツ管理、ウェブマーケティングまで対応できるクラウドサービス。Drupalに最適化されたPaaS(Platform as a Service)を利用しているため、Drupalを組み合わせることによる開発生産性の向上が図れるとともに、柔軟にサイト作成が可能となり、ユーザーのニーズに即したサイトの早期構築が可能となるなどのメリットがある。

 ISO-27001、PCI-DSS、FedRamp、SOC1、SOC2など、ハイレベルのセキュリティ認定を取得したクラウドソリューションで、SLAは99.95%と安定したサービスを提供することが可能となる。

 SCSKは、Drupalに適したインフラ環境の構築・運用をトータルでサポートしているため、環境構築を効率良く行うと説明。さらに、Drupalのディストリビューション機能を活用することで、各企業特有の設定や拡張機能をパッケージングして配布できる。この機能を活用することで、たとえば企業の各支社で利用するウェブサイト基盤の統一化や、ウェブサイトの早期立ち上げを可能にするとしている。