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さくらインターネット、シェアリングエコノミー協会と連携

協会会員と認証マーク取得事業者に「さくらのクラウド」を最大1年間無料提供

 さくらインターネット株式会社は8日、一般社団法人シェアリングエコノミー協会と、シェアリングエコノミーおよびスタートアップ支援において連携すると発表した。さくらインターネットでは、シェアリングエコノミー協会のシェア会員・準シェア会員、認証マーク取得事業者に対して、9月18日から「さくらのクラウド」を最大1年間無料で提供する。

 シェアリングエコノミー協会は、物・サービス・場所などを共有・交換をするシェアリングエコノミービジネスを行う、294社が加入する一般社団法人。シェアリングエコノミーが持つ可能性を豊かな社会の実現につなげていくことを目指して、シェアリングエコノミーに関する法的整備、トラブルなどを想定した対応策の準備や、イベント開催などを実施している。

 さくらインターネットでは、スタートアップ支援として、さくらのクラウドの無料提供や、地方自治体のスタートアップ支援施設の運営、投資ファンドを通じた出資などを行ってきたが、さらに支援の幅を広げるべく、多くのスタートアップが参入するシェアリングエコノミー業界に注目。シェアリングエコノミービジネスに参入する際に必要となるマッチングシステムについてインターネットインフラの面から支援できると考え、シェアリングエコノミー協会との連携に至ったとしている。

 また、連携により、シェアリングエコノミーを発展させようとしているスタートアップを支援し、シェアリングエコノミーの推進に貢献するとともに、これらの業界・企業との交流を通じて、顧客の生の声をサービスに反映していくとしている。