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NTTデータ、金融業界向けにデジタルマーケティング分野のオファリングを本格展開

“戦略”“業務”“IT”の各領域で

 株式会社NTTデータは7日、金融業界におけるデジタルマーケティング分野のオファリングを本格展開すると発表した。

 NTTデータではこれまで、金融業界のさまざまな分野において、マーケティング基盤構築をはじめとする、いわゆる“IT”領域を主軸としたデジタルマーケティングソリューションを提供してきた。

 今後は、こうした“IT”領域をさらに強化するほか、顧客企業のデジタルマーケティングを一貫して支援するために、コンサルティングなどの“戦略”領域、マーケティング施策やデータ分析などの“業務”領域をよりいっそう強化し、金融分野へのオファリング提供を本格展開するという。

 今回はそうしたオファリング強化の第1弾として、SAS Institute Japan株式会社(以下、SAS)とパートナー契約を締結し、“IT”領域のさらなる強化を実現した。

 この提携では、金融機関向けにSAS製品を活用してきた実績からNTTデータが培ったナレッジ・方法論と、SASが持つ、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークに基づく業務ソリューションを組み合わせることが可能になり、さまざまな金融機関に対して、マーケティング活動の可視化・自動化などのPDCA活動を実現するためのオファリング提供を実現するとしている。

 なお、NTTデータでは今後も、デジタルマーケティングの“戦略”“業務”“IT”の各領域に対し、さらなる外部提携も含めたオファリングや体制の強化を予定しているとのこと。そして、これらのオファリング整備・提供を通じ、幅広い金融業界の顧客に対するデジタルマーケティング支援を行っていく考えだ。

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