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PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap」、日本ICSのクラウドサービスと連携可能に

スキャンデータ連携サービスで会計事務所と顧問先企業の記帳処理を効率化

 株式会社PFUは1日、ドキュメントスキャナ「ScanSnap iXシリーズ」とさまざまなクラウドサービスの“橋渡し”を行うサービス「ScanSnap Cloud」において、日本ICS株式会社のスキャンデータクラウド化サービス「ICSクラウド連携 クラウド管理 for ScanSnap」との連携機能を搭載すると発表した。

 ScanSnap Cloudは、PCやタブレット、スマートフォンなどを使わずに、ScanSnap iXシリーズでスキャンしたデータをさまざまなクラウドサービスと連携させるサービス。

 今回の連携では、会計事務所の顧問先企業が、ドキュメントスキャナ「ScanSnap iX1500」でレシート、請求書、OCR伝票などをスキャンすると、そのデータが「ICSクラウド連携 クラウド管理 for ScanSnap」を経由して会計事務所へ送られ、仕訳データとして日本ICSの会計システムに保存できるようになる。

 データは、OCR伝票読取システム「New OCR」、会計業務専用電子ファイリングシステム「原票会計S」などで仕訳データに変換後、会計ソフト「財務処理db」に会計データとして転記できるので、会計事務所での記帳代行・決算処理業務が効率化される点がメリット。また、会計事務所と顧問先企業間での証憑書類の郵送も不要になるとした。