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IIJ、マネージドサービス事業者向けの「Microsoft Azure Networking MSP」認定を取得

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は16日、米Microsoftのパートナー認定において、Azureネットワークサービスをマネージドサービスとして提供するパートナー向けの「Microsoft Azure Networkingマネージドサービスプロバイダー」(以下、Azure Networking MSP)に認定されたと発表した。なお、同認定を受けたのは国内事業者として初めてという。

 Azure Networking MSPは、MicrosoftによるMicrosoft Azureのパートナー認定プログラムのひとつ。Azureのネットワークサービスに特化し、これを利用した独自のマネージドサービスとして提供できるパートナーを認定している。

 具体的には、クラウドネットワークのアーキテクチャ、設計、実装、運用、セキュリティに関する高度な専門知識と技術を持ち、さらに、これらを高品質な独自のマネージドサービスとして提供できるメニューをそろえた上で、多数の導入実績を挙げている事業者が対象。Microsoftが、こうした実力を持つパートナーと協調してビジネスを推進していくことを目的として、2019年に新たに設けられたという。

 IIJは国内で初めて、「ExpressRoute」による閉域網接続をフルマネージドサービスとして2014年に開始して以来、150件以上の顧客企業に対して安定した接続性を提供しているとのこと。また、ネットワークアセスメントやコンサルティング、インテグレーションにおける多くの事例を持つなど、マネージドサービスでの実績が評価され、今回、Azure Networking MSPに認定された。

 なおIIJは今後、MAPS(Microsoft Azure Peering Service)に対応した新たな専用接続サービスの提供など、さらなるサービスを拡張していく予定としている。