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PFU、紙文書入力業務プロセス全体の効率化を実現する「トータルキャプチャーサービス」を提供開始

 株式会社PFUは11日、紙文書入力業務プロセス全体の効率化をワンストップで実現する「トータルキャプチャーサービス」の提供を開始した。

 トータルキャプチャーサービスは、紙文書業務の効率化による生産性向上を、導入検討段階のアセスメント、PoC支援から、システム設計、構築、運用保守、業務システムとの連携までワンストップで提供するサービス。PFUが得意としている紙文書の電子化、OCR技術と、紙文書入力業務の効率化インテグレーションの実績、業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」をベースにサービス化し、顧客現場業務の改善・改革を実現するPFUのサービス商品体系「PFU Enterprise Smart」の中核サービスとして提供する。

 サービスでは、紙文書入力業務に精通し、紙の電子化、OCR技術、文書管理などのスキルを備えた約100人の専門SEが、顧客の紙文書入力業務プロセス全体を診断・分析し、最高の読取精度を備えた最適なシステムを設計、構築する。

 サービスは、業務のヒアリングから最適な製品の選定・提案、トライアルを支援する「アセスメントサービス」、インテグレーションやOCRチューニング、トレーニング、テクニカルサポートなどの「プロフェッショナルサービス」、スキャナーやRPAの導入支援を行う「オプションサービス」で構成される。

 入力業務プロセスごとに効率化提案を実施し、紙の電子化からOCR、他システム連携まで業務全体の最適化を実現。さまざまな帳票種、業務、処理量、動作環境などに応じて実績ある最適製品を選択し、構築する。計画段階から構築、運用までワンストップで課題解決・業務改善を支援する。

 サービスの価格は個別見積もり。参考価格は、アセスメントサービスが100万円から、プロフェッショナルサービス(インテグレーションサービス)が100万円から。PFUでは、今後3年間で、関連する製品・サービスを含めて100億円の販売を目指す。