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大塚商会、アクセスポイントの運用代行サービスを強化 セキュリティ監視や性能監視なども提供

Aruba製品を利用した「たよれーる らくらくWi-Fi for Aruba」

 株式会社大塚商会は6日、無線LAN環境のセキュリティ監視や性能監視などを提供するサービス「たよれーる らくらくWi-Fi for Aruba」を発表した。6月10日より販売を開始する。

 大塚商会では、無線LANの設定変更業務、故障時の機器交換やオンサイト保守までを代行するサービス「たよれーる らくらくWi-Fi」を2014年から提供している。今回提供する「たよれーる らくらくWi-Fi for Aruba」は、この新ラインアップで、Arubaの無線LANアクセスポイントとクラウド管理機能などを利用して、セキュリティ監視や性能監視も提供する。

 利用開始後、Arubaのアクセスポイントをクラウド上で一元管理する「Aruba Central」と大塚商会のログ分析システムの連携により、無線LANの不正利用の疑いや障害の予兆を検知すると、その内容と対応策を導入企業に通知する仕組み。これにより導入企業は先回りの対応が可能となるため、セキュリティリスクや運用面のリスクを軽減できるとした。

 さらに遠隔操作によって、SSIDやユーザーアカウント、パスワードの運用管理、利用時間のスケジューリング、アクセス先の制御といった運用代行にも対応しており、導入企業にとって手間のかかる作業を代行するとしている。

 価格例として、「ギガエントリーモデル」では、本体の機器価格が4万8000円から、設定・設定にかかわる初期費用が7万円、月額利用料が3600円。2台目以降のアクセスポイント設置は個別見積もりとなる。