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SCSK、米Peer Softwareのデータ管理・ファイルコラボレーション・データ移行ソフトを販売
2019年5月31日 12:46
SCSK株式会社は31日、異機種間/異環境間でのデータ管理・ファイルコラボレーション・データ移行ソフトウェアを開発・販売する米Peer Softwareと販売代理店契約を締結し、6月1日にPeer Software社製品の取り扱いを開始すると発表した。
Peer Softwareの製品である「PeerGFS」は、マルチサイト・マルチベンダー・マルチクラウド環境で起こりやすい、ファイルサーバーやオブジェクトストレージでのデータ管理の課題を解決するために設計されたソフトウェア。
PeerGFSを利用することで、既存のストレージ環境を活用しながら、ファイルのリアルタイム同期やファイルの共有を可能にし、特定のメーカー製品に依存することなく、ファイルコラボレーション、データマイグレーション、バックアップを実現する。
また、Peer Softwareが提供するデータマイグレーション用ソフトウェア「PeerSync Migration Edition」を利用することで、ファイルサーバーのデータ移行時に生じるダウンタイムを大幅に削減でき、異なるメーカーのサーバーや異機種へのデータの移行も効率的に行えるとしている。
PeerGFSは、ベースライセンス+容量ライセンスの購入が必要で、価格(税別)は「PeerGFS Basic Edition(per storage system)」が1台につき38万円から、「PeerGFS Storage Pack - Tier 001 - 025 TB」が1TBあたり15万円から。PeerSync Migration Editionは容量無制限のライセンスで、価格(税別)は月額45万円から。主なサポート対象は、Windows、NetApp、DellEMC、Nutanix、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure。