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SII、mPOSに適したコンパクトなレシートプリンター「RP-F10」を発売

 セイコーインスツル株式会社(以下、SII)は27日、小売、飲食、サービス業界で普及が進むmPOSに適した、コンパクトサイズのサーマルレシートプリンター「RP-F10」を発表した。価格はオープン。出荷は3月下旬の予定。

 RP-F10は、1辺が127mmのコンパクトなキューブ形状で、狭いカウンターなどにも設置が可能。レシートは、本体の向きを変えることで前面と上面のどちらからでも排紙でき、設置場所や使い方によって排紙方向を変えることができる。

 さらに、別売りの4.3型カラー液晶ディスプレイ「DSP-A01」(7月出荷予定)を取り付けることで、顧客に会計金額を表示できるほか、キャッシュレス決済用のQRコードの表示やデジタルサイネージを表示するといった使い方に対応する。

 インターフェイスは、USB、イーサネット、Bluetoothの各モデルを用意。また、DSP-A01の制御と電源供給のためのUSBホスト機能(USB-A)も搭載する。BluetoothモデルにはNFCタグを搭載しており、スマートフォンやタブレットとのペアリングを簡単に行うことができる。

 SIIでは、3月5日から東京ビッグサイトで開催される「リテールテック・ジャパン2019」にRP-F10を出展する。

(左)RP-F10、(右)RP-F10+ディスプレイ「DSP-A01」