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紀陽銀行、生産性向上と働き方改革の推進に向けOffice 365を導入

 株式会社紀陽銀行は4日、日本ユニシス株式会社、紀陽情報システム株式会社(以下、KJS)、日本マイクロソフト株式会社と協働し、2019年度において行内に「Office 365」を導入すると発表した。

 紀陽銀行では、サービスの導入により従業員のさらなる生産性向上と働き方改革を推進し、行内の業務や働き方のデジタルトランスフォーメーションを加速。また、地域企業へのOffice 365の導入支援も実施し、地域企業の働き方改革を支援するとしている。Office 365の全面採用は、近畿圏に本店を置く地方銀行として初めての取り組みとなるという。

 紀陽銀行では、Office 365とともに、Windows 10とユーザーIDベースのクラウドセキュリティソリューション「Enterprise Mobility + Security」を導入。時間や場所を選ばずに行内の業務システムや資料などに安全にアクセスできる環境を構築し、スマートフォンやタブレット端末を活用することで、従業員のニーズにあわせた多様な働き方を可能にする。

 また、Office 365に含まれるコミュニケーションツール「Microsoft Teams」などの活用により、事前に相手の在席状況を確認できるなど、無駄なコミュニケーションコストの削減を可能にする。

 紀陽銀行では、今回のOffice 365の導入をきっかけに、今後も次世代の銀行サービスへの取り組みを推進していくとしている。