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みずほ情報総研、RPAツール「UiPath」の開発者向けトレーニングを提供

 みずほ情報総研株式会社は28日、UiPath社のRPAツール「UiPath」に関する企業向けの研修サービスを提供すると発表した。

 みずほ情報総研では、みずほフィナンシャルグループの一員としてRPAコンサルティング、システム開発、運用保守などを受託しており、RPAに関する実績と知見を持つとのこと。ツールとしては、自社開発のものに加えて、NTT-ATの「WinActor」の販売とオンサイト研修をすでに開始。グループ企業の社員500名に対し研修を行った結果、グループ全体で1000以上のロボットが作成され業務活用されているという。

 UiPathについても、2017年からグループ内の業務量の多いバックオフィスに対して、ロボット構築を行った実績を持つ。

 今回は発表された研修サービスは、こうしたRPA活用やUiPath関連の実績をもとにしており、開発者向けのRPA研修として提供される。具体的には、顧客先のPCを使用したハンズオンによるロボット開発演習を含めた、オンサイトでの研修になっており、UiPathの使用方法の基本から、ロボット開発手法・開発テクニックの習得までを支援するという。

 また、オンサイト研修の特長を生かして、顧客が使用している社内システムを操作するためのロボット構築を演習に取り入れ、より実践的なロボット開発を体感するオプションサービスなども用意した。

 研修時間は半日(4時間)×2日で、価格は50万円(1講師、受講者7名まで)。

 なお今後は、今回の研修サービス後に実施するUiPathの初級実践トレーニングや、中級レベルのロボット構築研修など、継続的かつ段階的に、習熟度向上を支援するコンテンツの拡充を検討するとしている。