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クライム、VMware vSphere対応のストレージ仮想化ソリューション「StarWind Virtual SAN for vSphere」を販売

 株式会社クライムは17日、米StarWind Softwareが開発したVMware vSphere対応のストレージ仮想化ソリューション「StarWind Virtual SAN (VSAN) for vSphere」の販売を開始すると発表した。

 StarWind VSAN for vSphereは、アクティブ/アクティブのHAアーキテクチャを持ち、vSphereハイパーバイザー間でホスト内部のハードディスクとフラッシュを簡単にミラーリングし、共有ストレージを作成できる。これにより、物理的な共有ストレージは不要になり、最小限のリソースで高いパフォーマンスとデータの高可用性(HA)を実現できるとしている。

 グリッドアーキテクチャによるフォールトトレラントなクラスタ構成により、複数ノード障害時にも動作可能な信頼性を備え、データローカリティによる高速I/Oとログ構造ライトキャッシュによる仮想化ワークロードの書き込み最適化により、高パフォーマンスを実現。ウェブベースUIによる容易な操作で、スケールアップ、スケールアウトどちらにも対応、自動ストレージ階層化によるストレージの最適利用など、管理と運用が簡単であるといった特徴を備える。

 また、安価な汎用ハードウェアから、高性能なSAS、SLC、3D NANDフラッシュ、10/25/50/100GbEネットワーキングまで幅広く利用可能で、中堅企業にとっても高い経済性のHAストレージ構築が可能だとしている。

 ライセンス体系は、2ホスト専用のSMB & ROBOエディション、3ホスト専用のESSENTIALSエディション、1ホストから制限数のないENTERPRISEエディションの3種類を用意。市場想定価格は、ENTERPRISEエディションが1ホスト50万円(税別)から。